日柄の研究  対等数値

一目均衡表の基本数値について前回は書きました。

今回は『基本数値』という考え方に対して、『対等数値』について考えて見ます。

これは過去に影響を与えた日柄は、将来に於いても影響を与える事があるという考え方です。

gatag-00013699.jpg

基本数値が一時的に機能しなくなる原因として、マーケット参加者が入れ替わったり、ファンダメンタルズ的に不測な事態が生じた事が考えられますが、それも、落ち着いていけば基本数値に回帰してきている事が、過去の相場を見ればわかります。

その不測の事態等による相場の乱れに於いても、対等数値等を用いて一目均衡表は対応しているのだと考えています。

対等数値の考え方としての特徴は『変擬』にあり、波動の転換点を変擬点といいます。

また対等数値は、連続して現れるだけでなく、日柄が重なったり隔てて現れる事もあります。

対等数値
クリックで拡大できます。


これは昨年末からのポンドル日足です。

aが19日bが18日cが19日となっています。

aとbの関係が重擬でaとcの関係が変擬と呼ばれており、これが、対等数値の大まかな考え方と理解しています。

ここで重要なのがcで形成された波動です。

これは一目の基本波動から外れてしまい、P波動になっている点です。

P波動、Y波動は基本波動ではなく、中間波動と呼ばれています。

相場を長い期間の時間軸で見た時には、P波動やY波動は見て取れず、基本三波動だけで相場を考える事が出来るからです。

そういった事からP波動やY波動は、短期的な日柄調整の役目を担う事と考えられ、対等数値から基本数値に回帰していく前に現れて調整を図る役目や、相場の転換点に日柄調整が必要な時に現れるのかもしれません。

現に上記チャートの後に2月3日に、今回は転換点の日柄調整の役目を果たし昨年11月4日につけた高値に迫る勢いを見せました。





ドル円日足です。
対等数値1
クリックで拡大できます。

基本数値と基本波動と対等数値が綺麗に機能した例がドル円でみてとれます。

雲上限に阻まれ、下落を決定づけた昨年6月4日からドル円は基本数値26日の近似値でV波動を形成し、尚且つ対等数値での推移を示していました。

しかし、9月15日に行われた日銀介入によって、日柄のリズムの狂いが生じ、日柄は33日の基本数値へ、波動もI波動と変化した事から、これが、11月1日に一旦のドル円の底打ちをつけるきっかけになったと考えています。

その後はお手持ちのチャートで確認して頂ければわかりますが、11月1日からの33日目の12月15日にN波動を形成し戻り高値を示現し、P波動を形成しながら32日目の1月27日に折り返して下落しております。

しかしP波動を形成した事から33日の対等数値は崩れて行くかもしれませんので、現在のところは微妙な相場になっていると考える事ができます。(2月4日現在)

gatag-00003662.jpg

一目均衡表は成熟した相場に於いてこそ、その真価を発揮する事が多く、そういった意味では、他の通貨ペアに比べ、ドル円における信頼性は高く、対等数値にも基本数値が現れる事が多いと感じています。

現に、私の日柄トレードに於いても、ドル円が一番勝率が高くなっております。

また、対等数値には波動構成との関係が深く、一目均衡表では基本6パターンがあり、佐々木英信先生は、これに4パターンを追加しておられます。

詳しく知りたい方は『一目均衡表の研究』に詳しく書かれていますので、是非、手にして読んで頂きたいと思っております。

日柄観測の精度を高めるにあたり重要だと考えておりますので、安易に私が稚拙なブログに書くよりも、原著を見て頂く方がいいと考えるからです。

一目均衡表の研究』には、あまり知られていない背反値やS構成点、限定値幅、足型についても詳しく書かれており、必読の書となっています。

日柄観測を用いたトレードは破壊力抜群ですが、色々と探してみたのですが、今のところ日柄観測ができるチャートはアイネット証券i-NET TRADERのフィボナッチボックスしかありません。

capture-20151231-051052.jpg

口座開設で無料で使えますので、試してみてはいかがでしょうか?

↓口座開設はコチラから








こちら応援ポチっお願いします。
ポンド円村

この記事は2011年に記念記事で投稿したものを、若干の加筆をしたものです。 日柄の基本概念はほとんど変わることなく数年が経ちました。 自分自身が初心に戻る意味も含めて再掲致しました。 日柄観測に関しては原著とは異なった見解があります。 記事内は、私見である事を前提としてお読みください。
2015-10-24 18:09 : テクニカル : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

スポンサードリンク

Amazon商品一覧【新着順】

為替上級者の見解は?


ポンド円村

FXランキング


相互リンクとランキングプラス

blogram投票ボタン

QRコード

QRコード

メッセージはこちらへ

名前:
メール:
件名:
本文: