日柄の研究  基本数値編

相場は時間が支配している。

テクニカルでどれくらい上がるか下がるかを考えるものはたくさんありますが、いつまであがる、いつまで下がると予測するテクニカルは数少ないです。

もし、時間軸を当てられるとしたら、それは他のテクニカルとは次元の違う最強のテクニカルとなるでしょう。

一目均衡表は時間論を最重要視しており、ペンタゴンチャートと同じく、時間軸を計る事のできる稀有なテクニカルです。

gatag-00011680.jpg

日柄について、アノマリーと同じくオカルトなどと一蹴される方もありますが、日々の生活に於いても知らず知らずのうちに時間に支配されている事があり、生活の中でも、何故か同じ時間に同じ事をする事があります。

それが突発的な出来事で変化をもたらせたとしても、また、同じ時間に回帰していくか、新たなリズムができ、そのリズムが習慣となっていく事があります。

人間にはそういったリズムがあり、その人間が動かしている相場にリズムが生まれて当然なのです。

メリマンサイクルやフィボナッチを用いたサイクル論がありますが、私は一目基本数値が一番だと思っております。

というよりも、私のトレードスタイルには一目均衡表の時間論が一番あっていました。

この自分のトレードのスタイルに合ったテクニカルかどうかという事は非常に重要です。

なにを当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれませんが、自分に合うかどうかが相場で勝てるか否かのポイントになります。




儲かる手法があるよ!

勝てるインジケーターがあるよ!

と聞けば、すぐに飛びつきたくなるのが人間だからです。

勿論、ネット上の意見やトレード仲間の考えは有効かつ不可欠なのですが、飛びついてしまって大損をしたと嘆く方が大半です。


gatag-00013983.jpg


話が外れてしまいましたが、このことはすこぶる大切なことで、いずれかの機会に詳しく書きたいと思い、一目均衡表の日柄に話を戻します。

波動と時間の組み合わせ

一目の場合、基本数値が多く、どこからでも日柄をとれると言ったご批判もあるようですが、波動論と組み合わせて行けば、他のサイクル論と同じく絞れてくると考えています。

かえって、数値が多い分だけ柔軟性があり、タイトな数値で日柄がでてきますので、流動性が高く流れが速くなってきている為替には使いやすいのではないかと思っています。


まずは基本数値のおさらいです。

一目基本数値

以上の基本数値を踏まえて実際のポンド円で見てみましょう。

gbpjpyhigara.jpg
クリックで拡大できます。
ポンド円日足です。

場所はどこでもよかったのですが、対等数値と混同するとわかり難くなりますので、基本数値の綺麗に出ている地点とを例にしました。
波動の変化を見せる時に、1日2日のズレはでてくるものの基本数値が表れているのがわかります。
このズレは、どのサイクル論でも『オーブ』として認めており、特に一目基本数値だけがズレを生じるわけではありません。

しかし、上記でも書いたとおり基本数値が多く、どこに当てはめていいのかわからないとよく質問をされますが、やはり、起点となる位置は決めておかなければなりません。

上記チャートであれば、2009年8月を起点として考えるのが自然ですね。

では、全部が起点から基本数値だけで動いていないではないかというご指摘があると思いますが、その為に対等数値や、基本波動以外の日柄の変化をもたらす事の多い中間波動のP波やY波などの存在があります。

しかし、いくら時間が優先で価格は後からついてくるとわかっていても価格で利食いを入れるのですから、理解はしておかなければなりません。

gatag-00005157.jpg

一目にはNT計算式・N計算式・V計算式・E計算式が用意されています。

詳細は、どこにでも書かれているので割愛しますが、これを日柄と併せて考えて行けば、おおよその目安をつけて行く事ができます。

また、目標値を達成したからと言って、即座に反転するわけではなく、日柄の消化がなされてない場合は日柄調整をする事がよくありますので、ドテンする時は、日柄が消化されているかも確認を忘れずに。

pondjpynehaba.jpg
クリックで拡大できます。


起点となる8月7日からの下落では、a地点の9月28日にN値は達成したものの日柄を消化されずb地点の10月7日まで再度下を攻める動きです。

相場は、随所でこういった動きを見せ、値幅だけでトレードすると9月28日にドテンで入ってしまい精神的にも負担がかかり、場合によっては損切りした後に上昇するといった事がよくありますが、日柄を見ておけばリスクも避けられたるでしょう。

次の10月23日を起点とする下落は、基本数値の日柄とV計算値がぴったり重なった事から、綺麗な戻りをみせており無駄のないトレードが出来ました。

私も日柄を勉強するにあたって、色々なブログや本を見たのですが、結果論として書いてはあるものの、他の手法などに比べると情報が少ないように思えます。

参考文献となると、一目均衡表原著と佐々木英信先生の書いている『一目均衡表の研究』位しかありませんでした。

他は、四方田先生の『実践 日柄の研究 (株式投資実践シリーズ)』と言う本があり、これは一目基本数値だけでなく他の要素も含まれていますが、その中で四方田先生の考え方の中に大きなヒントがあります。





四方田先生の他著には『実践 値幅の研究 (株式投資実践シリーズ)』もあり、こちらも合わせて読む良いでしょう。





上記図は縦軸に価格、横軸に時間を表わしたものです。

pondjpynehaba1.jpg

左は時間と価格が綺麗な関係をつくったものです。

真ん中は、価格だけを達成し日柄が迎えられず、調整を図る形となったもので、これが先ほど述べた、8月からの下落局面の形となります。

右が、価格が先に達成し次の波動を作る為の準備となった形となり、これからN波動を形成していく前の準備段階となる事が多く見られます。

これ以外にも、日柄を消化して価格が目標値まで達成しないと感じる事もありますが、そういった場合は、日柄が優先されて、目標値はリセットされたと考えたよりも、自分の見ていた起点を間違えている可能性が高く、大きく見ると目標値は達成する可能性が高く、逆にその時の波動が上昇波動か下降波動かを見極めやすくなっている事があるので、視点を変えて行く事が必要でしょう。

このあたりは佐々木英信先生の『一目均衡表の研究』の中の第八章一目均衡表総論の第50講以降に詳しく書かれていますので、是非お読みになって頂ければと考えております。

基本数値に対して対等数値と波動の基本的な組み合わせでの日柄の考え方は、次の記事に書きたいと思います。


以上のように日柄観測を用いたトレードは破壊力抜群で収益も大きいですが、今のところ日柄観測に適したチャートはアイネット証券i-NET TRADERのフィボナッチボックスしかありません。

capture-20151231-051052.jpg

口座開設で無料で使えますので、試してみてはいかがでしょうか?

↓口座開設はコチラから



長い記事を最後までお付き合いありがとうございました。






ポンド円村



本文中の日柄観測に関しては原著とは異なった見解があります。 記事内は、私見である事を前提としてお読みください。 記事は2011年2月に1年間連続投稿記念として掲載したものに、若干の変更を加えた改正記事となっております。
2015-10-24 18:05 : テクニカル : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

スポンサードリンク

Amazon商品一覧【新着順】

為替上級者の見解は?


ポンド円村

FXランキング


相互リンクとランキングプラス

blogram投票ボタン

QRコード

QRコード

メッセージはこちらへ

名前:
メール:
件名:
本文: