今週の海外市場と為替市場の見方  9/10~

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以下抜粋


今週の見方(9/10~9/14)

◎今週のスケジュール

(日本市場)
 ・9/10(月):7月国際収支、4~6月期GDP改定値(08:50)、8月景気ウォッチャー調査(15:00)
 ・9/11(火):7~9月法人企業景気予測調査、8月マネーストック(08:50)
 ・9/12(水):7月機械受注(08:50)
 ・9/13(木):8月首都圏新規マンション販売(3:00)
 ・9/14(金):メジャーSQ、7月鉱工業生産確報・稼働率指数(13:30)

       
(海外市場)
 ・9/10(月):中国8月貿易収支
 ・9/11(火):米7月貿易収支(21:30)、米3年国債入札
 ・9/12(水):独憲法裁判所がESMの合憲性の判断を発表、オランダ総選挙、ユーロ圏7月鉱工業生産(18:00)、
         米FOMC(~13日)、米10年国債入札
 ・9/13(木):イタリア国債入札、米8月生産者物価指数(21:30)、FOMC政策金利・声明発表、バーナンキFRB
         議長会見、米30年国債入札
 ・9/14(金):EU財務相・中銀総裁会合(~15日)、ギリシャ救済融資受け入れのための財政緊縮策を発表、
         米8月消費者物価小売売上髙(21:30)、米8月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)、米9月ミシガン
         大消費者信頼感指数(22:55)

◎今週の海外市場動向

先週の欧米株市場はECBの国債買取り策(OMT)の発表などで大きく買い戻されましたが、一番大きなポジティブサプライズは国債買取りではなく、リファイナンスオペの担保基準が格付けは関係なく、またユーロ建て以外のものも担保として扱うとの発表であると見ています。これは、スペイン国債がもう次の格下げで投資不適格に落とされる可能性が高い状況にあったために、欧州各国、特にスペイン国債を保有している金融機関はその担保として今後も引き続きスペイン国債を担保提供できるということが、市場には評価されたと見られます。

また今回の国債買取りは、無制限といっても不胎化するわけであり、ECBのバランスシートは変化しません。おそらく重債務国国債を買い、その不胎化としてドイツ国債などの優良国債を市場に売るということになるでしょう。従ってECBの量的なバランスシートは変化しないものの、バランスシートの質は劣化してくると思います。さらに実際の買取りは対象国が救済基金に対して支援を要請することが条件ですので、どのような厳しい財政緊縮策の策定がその見返りとして課せられるのかわからない以上は、当該国になるスペインがすぐにそれを要請するのかどうかはまだ不透明です。いまのところ13日のEU財務相・中銀総裁会合の際に要請を行うとの見方がありますが、まだはっきりとはしていません。

いずれにしても時間稼ぎはできたと思いますが、これからの対応は救済基金であるESMとEFSFをどう発展させるかにかかっています。現在の支援可能額は両方合わせて7000億ユーロでしかなく、これでスペインやイタリアの危機を対応することはできないわけであり、今後のEU各国政府の前向きの対応にかかっています。今週の欧州株市場としては、先週おおきく買い戻されています。とくにスペイン、イタリア市場は大幅に上昇して来ています。ただし先ほど述べたように、ここからはユーロ圏各国の政治指導者がいかに、ESMの枠組みを充実させていくのかがポイントになってきますので、不透明な部分はまだ依然として存在します。したがって今後も引き続き神経質な展開に変わりはないと思います。当面のポイントは当該国であるスペインがどれだけ早く救済基金に対して救済の要請を出すかにかかっています。

また今週末の会合までにそれぞれユーロ各国の政府関係者のコメントは注意が必要でしょう。さらに今週はオランダの総選挙が行われますが、ここで財政緊縮に批判的な勢力が政権を担当するようなことになれば、市場はネガティブな展開を示すかもしれません。それにギリシャ救済融資受け入れのための財政緊縮策の発表も今週ありますので、欧州からも目が離せません。

いっぽう米国株市場のほうも、欧州地合いの好転もあって週後半は大きく上昇しましたが、その後の金曜日の米8月雇用統計の内容は期待ハズレの結果でした。ただし市場は雇用改善が思わしくないということで、今週のFOMCでは追加の量的金融緩和(QE3)が実施されるのではないかという思惑がまた浮上しています。しかし今回発表された8月米雇用統計ですが、失業率の低下は就職探しを諦めた人数が多かったために低下したと見られることや、製造業の雇用が減少したことなどで非農業部門の就業者数は96000人増加と、2桁には届かない予想外の弱さとなっています。しかしこれは6月、7月が下方修正されたことが就業者数の伸びが抑えられたということも言えますので、市場が言うほど悪い結果になったとは思えませんが、雇用の大きな改善とは行かなかったと思います。

さて今週のFOMCで新たにQE3を発動するのかどうかですが、今回は見送るのではないかと見ています。その理由は、まず欧州地合いがECBの新たな対応策によって好転してきたこと、それにより米国株市場も再び高値圏になってきていることで、株価的には心配ないと見ています。さらに期待インフレ率が低下していないこと、また財政の壁などのリスク要因を今後も抱えて来ており、それが本格的に市場にネガティブなバイアスを与えることになるまでは、次の切り札は切らないで取っておくと見たほうがいいのではないでしょうか。株価的にみれば、ダウ工業30種平均は先週末も今年の高値に接近したものの更新することはできませんでしたが、S&P500は更新していますのでFOMCの結果発表までにはダウ平均もいったんは更新する可能性があります。しかしFOMCでのQE3の期待感が強ければ、QE3の見送りとなれば失望売りとなって出てくるかもしれません。

いずれにしても今後も懸念材料はまだ多く残っており、米大統領選挙までは神経質な展開が続くのではないかと思います。今週の株価動向は、もしFOMCでQE3が決定されれば株価は高値を更新したあとも強含み推移となると思いますが、そうでなければいったんは利食い売りが先行する局面となるのではないでしょうか。ダウ工業30種平均の上値目処は13338ドルですが、もしこれを上抜け出来れば13500ドル程度まで上昇する可能性があります。下値目処としては13090ドルレベル辺りではないでしょうか。

いっぽう米国国債市場ですが、今週は総額660億ドルの国債入札(3年、10年、30年)があります。規模は大きくはありませんが、需給に関してはやや鈍化する可能性があります。今週の債券市場での一番のポイントは株式市場と同じくFOMCの結果がどうなるのかです。つまりは今回QE3が実施されるのかどうかですが、先週末までの状況から見れば、上述のように欧州の地合いが好転したこと、また米株価も高値水準を維持していること、期待インフレ率が低下してきていないことなどから見れば、今回は見送ったとしても妥当な判断だと思います。また大統領選挙前ということで予防的な意味でのQE3実施はないと見ています。従って今週も神経質な展開が続くと見ますが、10年国債利回りは1.6~1.8%のレンジ内の動きとなるのではないでしょうか。いっぽう商品市場は金相場が強含み推移となっていますが、全体としては引き続き中国市場動向がポイントとなると思います。

◎今週の外国為替市場動向

先週の外為市場ではユーロが買われ、ドルが売られる展開となっています。要因は海外市場動向でも述べたように、ECB理事会での決定の内容の中で、リファイナンスオペの担保基準緩和があり、格付けには関係なく担保として供給できるようになったこと、これによりスペイン国債は引き続き担保として認められます。また国債買取り(OMT)に関しては、市場に供給された資金は不胎化する措置が決められたことで、これによるECBのバランスシートの増加はないことになり、ユーロがさらに買い戻されたわけです。さらに先週末金曜日の米雇用統計の発表で、引き続き雇用の大幅な改善が認められなかったことで、QE3期待が高まりドル売りが先行しました。これによりユーロドルは大きく買われ、当面の上値目処である1.2647レベルも大きく上回って1.28台まで買われる展開となりました。このレベルでの上値目処は1.2810となりますが、引き続き今週も堅調な展開となれば1.2810も上抜けて方向性としては、1.30に接近する動きも出てくると思います。もし大きく上抜けて来れば1.2980レベルが上値目処となってきます。

ただし今週はFOMC開催週でもあり、これによるドル相場の動きがポイントになってくると思います。QE3が見送りになればドルは買い戻されると見ています。またユーロ相場はこれ以上のポジティブな材料は当面ないとみられますので、やや利食い売りが先行する展開になるかもしれません。従ってユーロドルの下値目処としては、当面1.2647レベルになりますが、もしかしたら週後半は再びこのレベルを割り込む可能性もあります。

いっぽうドル円相場は、先週はドルが上下に動いてその結果としてドル円相場も一時79円台を示現したものの、週末金曜日の米雇用統計の発表数字が悪かったことで、ドルが急落したことにより、ドル円相場も再び売られて一時78円ちょうどをつけました。つまり一日で1円近くも動いたことになります。週末の終値は78円の前半レベルとなっていますので、引き続きドル円相場は78円台レベルでの展開になると思います。週前半はドル安の展開、その後FOMCの結果がQE3見送りとなれば、ドルは買い戻されると見ています。その場合でもドル円相場は79円を超えて行くような動きにはならないのではないでしょうか。ドル円相場の上値目処としては、79.10円レベル、下値目処としては78.10円レベルと見ています。


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2012-09-10 19:00 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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