涸沢ヒュッテに行ってきました   明神~涸沢編

明神を越してからは、人も少なくなり歩きやすくなります。
景観も少しづつかわり、自然の荒々しさが見えてきます。

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川の流れも少なくなり、岸には大小の石が流されたままになっています。
左側に屏風岩が見えてきています。
あれを巻かないと行けません。
まだ、ずいぶんあります。

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小説『氷壁』の舞台となったと言われる『徳澤園』で、ここまでで、河童橋から6.8キロ歩いた事になります。
そろそろ背負ってきたザックが肩に食い込んできます。
よせばいいのに、初めての山小屋お泊りなのに、涸沢は星が綺麗だと言う話を聞いて、是非、撮りたいと、普段山に持ってこない重い一眼とレンズを何本か持ってきてしまいました。
ただでさえ、体力がないのに、首に一眼をぶら下げて、背中にもう一台背負っています。
遅れたペースを取り戻せませんww。

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徳澤を過ぎると、若干の上り坂もありますが、大した事はありません。
すぐに新村橋に差し掛かります。
ここは涸沢からの下りによくつかわれるコースで『パノラマコース』の出口となる所です。
まだ、この季節は残雪が多く、積雪時より危険だと言う事らしいです。
この橋を渡って少し行けば、『氷壁』のモデルとなった事件の『ナイロンザイル事件の碑』があるそうです。
すこし歩きにくくなった道を歩いていくと横尾に着きます。

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ここで槍ヶ岳と涸沢や穂高に登る人とは別れるようになります。
私が到着した時にも、丁度槍方面に行かれる方が数名出立の時で、なんとも屈強な人達に見えたものです。
憧れのまなざしで見送ります。
ここまでで、河童橋から約11キロ。
写真を撮っていた為に、殆どトイレ以外は休憩をしていませんでしたが、お昼を回ってしまったので、待ちに待った昼ごはんを食べて、ここからの急な登りに備えます。

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このあたりまでくると流石に飲料系は平地の2倍になり、トイレもチップ制になっていました。
食事をとっていると、雨が降り出してきてしまいました。
そこそこに食事を終えて、ここからは雨合羽を着ての登山になります。
軟弱モノの僕は、今まで雨が降ると止めていましたので、これも初めての経験です。

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横尾からは登りが始まります。
左手に高さ1000メートルもある屏風岩が間近に見えてきました。
上の方はガスっていて見えません。
それでも、ものすごい迫力です。

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屏風岩の裏側に回り込むと本谷橋があり、これは結構揺れますが、高度感もないので問題ありません。
秋は、ここからの紅葉が見事だそうで、ここで休憩される方がおおいそうですが、この日は雨も降っており誰もいませんでした。

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橋を渡ると、いよいよ本格的な登山道です。
ここからの景色がよいとの事で、すこし河原に降りて見ます。
雨のせいで水かさが増してきていて、ちょっと怖い感じがしました。
しかし、霧のせいで何も見えずに引き返そうとした時に・・・・
やってしまいましたw
不用意に右足をかけたのが浮き石で、大きく滑ってしまい、足をくじいてしまいました。
痛くて立つ事ができません。
しばらくして、恐る恐る立って見ると、痛みは酷いですが、骨が折れた感じはありません。
数歩歩いてみましたが、やはり痛いのは痛いですが、歩けないほどではありませんでした。
下山かどうか悩んだのですが、引き返すにしても下りの方が足が痛く登る事を決めました。
しかも、この頃になると雨が強くなり、体温が下がってきそうだったので早く登らなければなりません。

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登り始めると意外と痛みは耐えられる程度なのですが、力が入りません。
しかも体力不足のせいで時間がかかります。
左足だけに力をこめて登るのですが、右側に墜ちると、どこまで墜ちるかわかりませんので緊張します。

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途中途中雪渓を横切る時は、特に緊張します。
人が付けてくれていた足跡の上に慎重に足を載せて行きます。
ここでこけましたww
しかし、何とか木にしがみついて大丈夫でしたが、冷や汗ものでした。

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更に右側が切れ込んでいます。
渡り終わってホッとして振り返って写真を撮っていますw

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これが終わるとラストスパートの雪渓登りが待っています。
距離にしてどのくらいあるでしょうか・・・
周りの景色が雄大すぎて距離感が掴めません。

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登っても登っても小屋が近付いてきません。
そろそろ、寒さのせいで唇の色も変わってきたようで左足さえもうまく使えなくなってきました。
この頃になって、僕のようなシロートが、この時期に来るべき場所じゃないというのが思い知らされてきました。
それでも、あそこにつかなければ死んでしまいますw。
足を前に出す事だけはやめませんでした。

次に続きます。

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2011-07-02 20:00 : : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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